[148] いつかは名人会 ― 2009/11/09 00:47:13
久々の落語
もう、時間がたってしまいましたが、10月21日に朝日新聞社 第15回「朝日いつかは名人会」に行ってきました。
調べてみると、ブログにアップしたのは、去年の夏の[126] 大銀座落語祭に行ってきました!、[127] 大銀座落語祭に行ってきました!(つづき)以来(残念ながら、大銀座落語祭は今年は開催されず…)だし、ブログにはアップしなかったけど、今回同様に柳家喬太郎さんがお目当てで行った第11回朝日いつかは名人会が去年の10月3日だったから、本当に約1年ぶりの落語でありました。
内容は…
夜7時からということで、オフィスから焦って駆けつけたら、既に前座さんが演じていました。今回、ビックリだったのはこの前座さん。古今亭志ん坊さんという方らしいのですが、大体、前座さんのは「この程度か」と感じるのに予想を裏切る好演!(もちろん、あくまで前座さんとして…のレベルでしょうが)だったと思います。何より声がきれいで通るので「元犬」も十分楽しめました。これは、最初っから聞きたかった…
本番の落語は、まず三遊亭時松さん。泥棒に入られて夫婦喧嘩になったのに最後は泥棒を泊めてしまうという、なんかマヌケだけど憎めない話「締め込み」。次は三笑亭可龍さん演じる「七段目」。これなぞ、本当に歌舞伎の知識があったら何倍も楽しめただろうなぁ、と思う演目。やはり、以前にも書いたのですが、落語を楽しむということは、その前提となる基礎知識・教養が必要だ!ということです。
そして…
その後は、トークタイムを挟んでお目当ての柳家喬太郎さん。トークタイムは本当に落語が好きでしょっちゅう聞いていて、師匠と弟子の関係なども知っている人なら、もっと楽しめるのでしょうが、こちとらそこまで前提知識がない…。うーん、前段の歌舞伎といい、まだまだ浅いです
柳家喬太郎さんの演目は「井戸の茶碗」。古典のはずなんだけど、例によって現代風にアレンジした部分も随所に見られます。いやぁ、やっぱり笑うのは最高です!
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