[198] 地滑り&反乱騒ぎ2012/01/29 15:33:54

お悔みとお見舞い

2012年1月24日(火)未明、PNGの山間部で大規模な地滑りが発生し、数十人の犠牲と多くの被害が発生しました。お悔みとお見舞いを申し上げます。

情報の遅れ

そもそも、この地滑りを知ったのは、翌25日(水)の朝でした。現地は、首都から離れ、アクセスも不便な山間部。PNG政府もなかなか被害状況を正確に把握できていないようです。一般に災害発生後72時間が勝負といわれるレスキューの派遣は、最初から断念せざるを得ませんでした。今後は、おそらくテントや毛布、水などの支援物資の供与を検討することになるでしょう。

反乱騒ぎ

そして、さらに翌26日(木)には[193] 前首相の復権や、[194] 政府も揺れれば地面も揺れるでも書いた、昨年来の政変の続き?で退役兵士による反乱騒ぎが発生しました。一時は、どうなるかと、いろいろな事態を想定して対応を考えたりしたのですが、結局、その日のうちに収まり、特に事務所の周辺では全く何事もなく平穏無事でありました。いわゆる「結果オーライ」でしたが、今年は国会議員選挙も控えていて、あらゆる事態を想定してシミュレーションおく必要がありそうです。

日本での関心

しかし、地滑りに軍内部での反乱みたいな話があっても、幸か不幸か日本では、ほとんど伝えられず…。金曜日になって、事務所に勤務するPNG情勢の第一人者に対して電話インタビューによる取材依頼*があって、知る限りにおいては日本での報道これだけ… 一時はどうなるかと、いろいろな事態を想定して対応をシミュレーションしたりしたのですが、結局、その日のうちに収まり、事務所の周辺では全く何事もなく平穏無事でありました。いわゆる「結果オーライ」でしたが、今年は国会議員選挙も控えていて、あらゆる事態を想定しておく必要がありそうです…まぁ、何かあって問い合わせが殺到というのも大変ですが、これだけ関心がもたれていないのも寂しい…かも…

*このインタビューの姿勢に対しては、いろいろと言いたいこともあるのですが…WEBでの公開は控えます…

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