[187] PC更新2011/10/22 22:18:48

だいぶスッキリした画面

XPからWin7へ…

先日、職場のPCを更新しました。XPからVistaを飛び越えWin7へとなったのです。まぁ、比較的戸惑わずに使えるかなぁ…と思ったのですが…

最初に怒りを感じたのは、エクスプローラーでフォルダを新規作成するコマンドが変更になったこと。Alt+F→W→Fと指が覚えているのに、これがAlt+F→X→Fになっている! こういうキーボード・ショートカットを変更する神経が理解できません。操作に慣れた人の生産性を著しく低下させると思わないのでしょうか? そういえば、「最新の情報に更新」も、Alt+V→Rは、他に「大アイコン」か何かのメニューに割り当てられていて、一発でいきません。まったく、信じられない!!!…

Office 2003から2010へ…

Officeも、2003から2010へと変更されましたが、既に2007が発表された頃から大ブーイング!の「リボン」が健在です。ただでさえ、最近のディスプレイは横長なのに縦方向の幅をムダに使うリボン!

だいたい、普段使う機能は限られています。なので、Office XPや2003では1)Ctrl+S(上書き保存)など、コントロール・キーによるショート・カット、2)Alt+E→S(形式を選択して貼り付け)など、Altキーによるコマンド、3)必要な機能に絞り込んだツール・バー、の3種類で、とても効率的な操作が可能でした。そういう蓄積されたノウハウが、ほとんどムダです…。何度かOpen Officeも使ってみたのですが、ショート・カットに互換性がなく、イライラして、スグにやめました。それくらいなのに…

…と、嘆いてばかりいても始まらない…!ので、以下のようなカスタマイズを実行…。

まずは、クラシックスタイルメニュー for Office 2010を導入して、Office 2003のメニューが復活!いつでも迷ったら呼び出せます。

続いて、「クイック アクセス ツール バー」から余計なデフォルト(まったく、なんでCtrl+Sで一発で出来る「上書き保存」を大事にわざわざ表示しているのだろう…)を削除して、必要な機能を盛り込みます。もともとOffice XPや2003では自分のカスタマイズしたツール・バーを作っていたので、その機能を中心に作成です。

最後に、リボンを最小化し、かつ余計な表示を抑制しました。

マウスよりキーボード

例えば、YesかNoの二者択一を答える際に、マウスを動かしてクリックするよりも、YかNを押す方が速いはずです。確かにマウスを使うと便利な機能もありますが、コマンドとかを選ぶのなら、キーボードの方がゼッタイに速いし、負担も小さいと思うのです。今でもDOS版Lotus 1-2-3で列幅を設定するコマンド/W→C→Sは、忘れていません(もっとも、これは英語のコマンドWorksheet、Column width、Setの頭文字が取られていることも大きいわけで、Windowsでも英語版ならAlt+EでEditですが、日本語メニューでは編集だから、その時点で日本語は不利な気もします)。

だいぶ、スッキリ…

これで、写真のとおり、だいぶ画面がスッキリしました。操作性もかなり改善されています。これで、極端な生産性の低下は避けられたように思います。それにしても、リボンは、鬱陶しいだけで、使いにくいです。Microsoftは「慣れの問題」と言っていますが、これまでの環境に慣れている人に余分な負担を強いるリボンに、それだけの価値はないと思います。と思っていたら、先日次期パソコンOS「Windows 8」のUIでエクスプローラーにもリボンを採用するという、またしても暴挙が報じられました… 本当に、リボンを使いやすいと思っている人は、どのくらいいるのでしょうか? 私は断固反対ですが、強行されるのだろうなぁ…