[143] TUBULAR BELLS2009/09/06 01:37:27

チューブラー・ベルとは…

こんな楽器です。日本人にわかりやすく説明するには、NHKのど自慢というのが、一番みたい だいたい、高いもので100万円、安いもので50万円くらいで売ってますね…。

大好きなアルバム

さて、今日の話は、この楽器の方ではなく、TUBULAR BELLSという名の音楽アルバムです。このタイトルには馴染みがなくても、映画「エクソシスト」のテーマに使われた、と言われると知ってる人も多いかもしれません。今でも、ときどきTVでBGMに流れたりしています。

そもそも、このTUBULAR BELLSに接したのは、他の多くの方がそうであったように映画がキッカケでした。当時、中学生だった頃、「恐い映画」で、主演の少女が(当時にすれば衝撃的な)4字swear wordを叫ぶ「ちょっと興味ある映画」で、友人達と「見に行こう」という話が持ち上がったのです。ホントは自分は恐かったけど、好きだったコも行くというので、「これは、オトコとして頑張ってゼッタイ行かなくては」と(今から考えれば訳のわからない)固い決心をした思い出があります。結局、(何が理由かは忘れてしまいましたが)残念ながら一緒に映画に行くことは無く、後日、誰かと見たのだと思いますが、ただ、テーマ音楽は妙に印象に残り、サントラではなく、オリジナルの全編を聞いたのだと思います…

何故かリラックスする

さてさて、このTUBULAR BELLSというアルバム。私自身には音楽的なバック・グラウンドもないし、ネットで検索すればたくさん出てくる*ので、あまり技術的な解説とかするつもりはあり(でき)ません。最初、聞いた時は、たぶん「よく、わからない」程度の印象だったと思います。ゆったりした曲調が突然激しく変わったりして、恐らく(アコースティックなバラッド系が好きだった私は)なんだか電気的な音も多く騒々しいと思った、と(今、考えると)思うのです。

ところが、何度か聞いているうちに、いつもなんとも優しい、心が開放されるような、安らぎを感じるようになりました。激しい曲調の部分も、実はいいアクセントになっていて、とにかく、リラックス、いい感じで深い自分の世界におちていく…みたいな感じなのです…。単純に繰り返されているようで微妙に変化しつつ新たな旋律が加わり次へと展開していく連続と、目を覚ますような刺激が時々現れるのに、どこか懐かしく温かいメロディーが根底に流れている…うまく言えませんが、そんなアルバムです。

*[参考]アルバム TUBLAR BELLS 関連サイトの例
ROCK名盤カタログ<第55回> TUBULAR BELLS/マイク・オールドフィールド
幻想音楽夜話

Mike Oldfield

アーティストはMike Oldfield(⇒こちらが詳しい)。その後も、Hergest Ridge、Ommadawnなどのアルバムを発表。私自身は、さすがに全部は持っていないのですが、今回、このブログを書くのであちこちのサイトを見ていたら、またハマりたくなってきました。

5.1chサラウンド版…

この夏、TUBULAR BELLSの5.1chサラウンド版が発売され、先日思わず購入してしまいました。我が家のシステムは残念ながら5.0ch(サブ・ウーハーなし)なのですが、文字通り音に囲まれる感覚で、聞き入ってしまいます。音楽的にもオリジナルよりも更に音がソフトで優しい感じに仕上がってる気がします…。もちろん、オリジナルは、それでやっぱり大スキ いずれにしても、自分のベスト・アルバムは?と聞かれれば、間違いなく候補となる1枚であります…ところで、数年前の同窓会で再会した中学の頃に好きだった彼女は変わらずとてもステキでした…。1)彼女が好きだった自分は間違ってなかった、2)でも自分は身の程知らずだった、2点を改めて思い知ったのであります……