[113] 久々の日本の正月2008/01/02 00:25:10

寒いですねぇ…

ジャカタルタに2004年に赴任し、冬には帰国していなかったので、正月としては4年ぶりに日本で迎えました。やはり、寒い でも、寒くないと正月という雰囲気が出ないのは、長年の「すりこみ」でしょうか?

ジャカルタでは、前回赴任した15年前ですらNHKを見ることができ、まぁ珍しくもないのですが、お祭り騒ぎが終わり、画面が切り替わると雪が降り積もる寺が映り、除夜の鐘が響く光景というのは、やはり寒いからこそ似合うのであります。

月を見上げ、星を見上げ…

年末、病院で年を越すことになった母を見舞いに行き、ラウンジで外を見上げると、ほぼ満月が上るところでした。そこで、ふと「今、見ている月の光は約1.3秒前に月を出ている光で、そもそも月は太陽の光を反射しているから、太陽を出たのが約8分20秒前で…」などと考えてしまうところが、やっぱりビョーキでしょうか?

正月の空は澄んでいて、オリオン座の輝きも、いつにも増してキレイに見えました。ちょっと古いですが、平成12年版の理科年表によれば、オリオン座の左上に輝くベテルギウスが500光年、右下のリゲルが700光年の距離にあります。今、見上げていたたオリオン座の二つの星の光は、はるか自分が生まれる前に出た光です。 [044] 五島プラネタリウムでも、書いたのですが、宇宙の時の流れからすれば、人間の一生なんて、ほんの一瞬であります。そのまた、一瞬の出来事に喜んだり、悲しんだり、怒ったり、笑ったり。それでも、目の前にある出来事が一番の問題なのは事実ですが…

2008年…

今年は、自分の周囲でも大きく環境が変わるよう年になりそうです。あまり目の前のことで、悩まず、せめて楽しい事を夢見ていきたいものです。最近、ブログも更新が滞りがちですが、今年も、このバカバカしいブログに、よろしく、お付き合いくださいませ… 皆様にとって、2008年が良い年でありますように「少しは悩め!」という声も聞こえてきそうですが…