[172] 落語に行ってます!2010/10/25 01:57:37

柳家喬太郎さん

TVでもお見かけしますが、最近結構ハマってて続けて見に行かせていただきました。7月27日に虎ノ門の日消ホール「喬太郎をたっぷりと」。2週間後8月10日に池袋の「落語教育委員会」。ちょっと空いて10月7日に朝日ホールで「いつかは名人会」。そして10月16日は松戸市民会館まで行って独演会を聞いてきました。

7月27日の「喬太郎をたっぷりと」

時間が経っちゃったけど、7月27日の日消ホール。いやぁ、こんなホールがあるなんて知りませんでした。柳家小んぶさんの「子ほめ」に続き、まずこの日の喬太郎さんのネタは「幇間腹」。鍼を刺されるところなど悶絶ぶりが可笑しく演じられます。そして「夜の慣用句」。これはもうサラリーマン・ネタとして、自分もこんなこと言って飲みに行ってるかと思うと恥ずかしいです。最後の「牡丹燈籠」は、怖くてゾク2っときました。まぁ、今年みたいに暑い夏には丁度よかったかもしれません!? タイトルどおり、喬太郎さんのネタを3本聞けて大満足でしたっ

8月10日の落語教育委員会

この日は、五街道弥助さんの「夏どろ」に続き、三遊亭歌武蔵さんが登場。元相撲取りということで、野球賭博に貴闘力の裏話などを交えて、相撲が題材の「大安売り」。やっぱり、あってるのかなぁと思いました。

次に、柳家喜多八さん。「お直し」というネタですが、昔の吉原とかの文化がわからないと、やっぱり少し難しいのかもしれません。もう、勉強しようにも、しようがないのが残念ですぅ…!?

そして、3人目に喬太郎さん。お盆近くということでしょうか、タイムリーな「孫帰る」でした。初めて聞いたのですが、途中でウル2してしまいました。最後は駄洒落のオチ(ちなみに、我が息子は読めたらしい…)ですが、途中の子供とおじいちゃんのやり取りは、場内も思わず静まり返ってしまいます。ただただ、バカ笑いさせてくれるだけでなく、本当に聞かせてくれると思いました。もしかしたら、今までの喬太郎さんの中で一番好きかもしれません。

10月7日の「いつかは名人会」

柳家いっぽんさんの「道灌」に続いて、三遊亭司さんの「浮世床」。うーん、自分もこんなシチュエーションに出会ってみたい…と思ってしまいました。 噺を聞きながら、いろいろと妄想してしまいます。また、聞いてみたい噺家さん、って思いました。

続いては、鈴々舎風車さん。「植木屋娘」という、もともとは上方の話とのこと。ちょっとネットで検索してみましたが、オチもいろいろなパターンがあるようです。でも、今回のオチは検索で引っかからない…。風車さんが独自の展開に持っていったのでしょうか? 個人的には今回のオチが一番いいかなぁ!? 幸せな気持ちになれます。こちらも、また聞いてみたい噺家さんになりました。

最後は、喬太郎さんの「転宅」。いやぁ、ホントに落語の世界でもオトコはバカだ、って思います。最後まで騙されているのに気付かなければ幸せなはずなんですが… マヌケな泥棒も気の座った愛人もうまく演じていると思います。

10月16日の独演会

松戸市民会館なのですが、音響、悪過ぎます 自分だけかと思ったら、多くの人がそう感じているみたいです。仕方ないのかなぁ… でも、落語で音が聞き取りにくいのは致命傷で、何箇所も聞き逃した気がします。

柳家小んぶさんの「権助芝居」ですが、これは本当に訛りも入っているので、聞きにくかったです。松戸ではやらない方がいいですね。そして、喬太郎さんの「井戸の茶碗」です。[148] いつかは名人会で以前にも聞いていたのですが、今回のが結構小細工されているように思えました…。ただ、この日は調子がイマイチだったのでしょうか 駄洒落系がウケなかったり、途中でチョンボしつつも、うまくつないでいくところはさすが、ですが、ちょっと噛んでる感じは残念でした…。

中入り後、寒空はだかさんの「スタンダップコミック」。地元ネタも交えながら笑わせてくれます。タワーの歌、耳に残りますねぇ。そして、最後は喬太郎さんの「ハンバーグができるまで」。こちらも私は初めて聞いたのですが、途中でホロリ…としてきます。ただ、独演会というので、7月27日のように3本を期待していたのに、喬太郎さんのは2本だけ…と残念でした。

バックグラウンド

それにしても、やっぱり落語をもっと楽しむためには、まだまだいろいろな意味でバックグラウンドとなる教養が足りないと思うのです…。ヒマさえあれば、通勤電車の中でも[021] 土日は何をしてるんですか?で紹介したパズルを相変わらずやってるようでは望めませんネットで検索していたら、喬太郎さんが「心眼」を演じているというのがありました。是非、聞いてみたいです…

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