[160] ハイチ地震について2010/02/15 01:07:36

災害現場

これまで、インドネシアに滞在中を中心に、災害現場を見る機会が多くあり、このブログにも何回か記載してきました。例えば…、
[048] ジョグジャの様子
[055] 津波の被災地へ
[072] 3度目のアチェ
などです。

ハイチ地震…

しかし、今回のハイチの地震の現場は、これまでになく厳しい状況だったと聞いています。医療チームでも、トリアージなど厳しい選択を迫られたようです。そんな中、時事通信ワシントン支局淡路愛記者が書かれたハイチ取材の体験記がネットに記載されていることを職場の同僚が教えてくれました。

淡路さんからは、「私が現場で見たのは、ほんの一端に過ぎませんが、少しでも多くの方が読んで、何かを感じてくださったら嬉しく思います。ハイチの現状は、『復興』とか『開発』という言葉がどこかむなしく聞こえるほどだけど、国際社会メディア)の関心が薄れた頃、長い長い開発の仕事が待っていると思います。だから、若くて行動力のあるエキスパートが日本にももっと増えることを願っています。」というメッセージをいただいたそうです。

読ませていただくと、立場や状況は違えど、自分の経験が思い出され、いろいろな思いが自分の中にわきあがってきて、涙が出そうになるのを感じます…今は、犠牲になられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災した方たちが一日も早く日常を取り戻すよう祈らずにいられません…