[175] 人生の扉2010/12/02 01:38:59

最近、この歌が…

竹内まりやさんの曲、人生の扉今日のテーマです。最近、周囲の友人・知人の間で、この歌、いいよねという人が多いです。同年代の人々の、まさに応援歌です。

平均余命

厚生労働省の平成21年簡易生命表によれば、50歳の男性の平均余命は31.51年。とりあえず、平均的には、あと30年くらいは生き永らえる計算であります。

人間、「オギャー」と産声をあげて、周囲から「お誕生おめでとう」と祝福されている瞬間から、実は、いわば人生のカウントダウンが始まっている…、限りある人生の残りは着実に減っているのだと思います。人間、新生児は命を失う確率が高く、成長するにつれて安定して、恐らく20歳前後が一番死亡率が低い、と思っていたら、前出の簡易生命表によれば、実は10歳から12歳の間の死亡率が最も低く0.008%(次の誕生日を迎えられない人は、10万人あたり8人)でした。体格的にもある程度成長してきたうえに、生活上も無理をしない小学校高学年が一番安全な年代なんですね、きっと。そして、13歳以降は上昇に転じ、これが50歳になると0.328%(同じく10万人あたり328人)となっているわけで、非常に大雑把な言い方をすれば、同年代の人間は毎日10万人に1人くらいの割合で亡くなる年齢層に突入してきた、ということです。

明日の保証はない

所詮、人間は朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なりであります。明日も同じように来ると思っているだけで、どこにも保証はありません。ならば、毎日、毎日を大事に、そして楽しく、精一杯生きていく…それしかないのかなぁ?と思ったりもしてきます。

[044] 五島プラネタリウムで触れていますが、宇宙の歴史から比べれば、人の一生、たかだか長生きしたとしても100年なんてほんの一瞬の出来事です。そんな儚い人生だからこそ、命を受けて自分が生きている偶然に感謝し「やっぱり生きてるっていいよね」って毎日感じていきたいものです…