[010] アメーバ赤痢(1)2005/12/10 01:31:31

アメーバをもらった

アメーバをもらいました。飴をもらったのではありません。アメーバです。便が出ました…。

アメーバ赤痢は性病?

現在、アメーバ赤痢は、日本では、STD(以前は、「性病」と呼ばれていたが、最近は「Sexually Transmitted Diseases」と呼ばれているようです…うーん、毎日、電車から新大久保の駅周辺で見た「性病科」という看板にドキドキしていた中学生時代が懐かしい)にも分類されています。何故、アメーバ赤痢が性病かは、こちらをどうぞ

それは、倦怠感から始まった

先週の金曜日、メダン出張から戻り、そのまま歓送迎会で飲んで帰る。フツーに深夜1時頃に帰宅。

翌日の土曜日の朝、起きるとなんだか、体がだるい。昼になっても、体はますますだるくなるばかり。ゆうべの酒のせいならば、徐々に回復するはず。熱を測ると37度を超えている。

下痢も始まった。昨日、へんなもの食べたっけ? だんだん、熱が上がってくる。こりゃ、ダメだ。「鳥インフルエンザの初期症状には下痢もあるんですよ」って、言ってたなぁ…。

当地で外国人の利用が多い病院へ行くことにしました。受付へ行くと「Orang Jepang?(日本人か?)」と聞かれ、「Ya(はい)」と答えると、「向こうへ行け」と言われる…。言われるままに進むと、「日本人受付」なんて書いてあります。10年前より全然整備されていますね…。日本人の受付の人が対応してくれ、「ジョハン先生ですか?」と聞かれました。日本への留学経験もある(日本語も話す)当地のドクターです。周囲を見回すと、順番を待っている日本人が多くいます。「いや、誰でも構いません」と答えます。少しでも待ち時間は短いほうがいい…。

まずは診察

ドクターは小柄の優しそうな女性。なんとなく、それで安心です。「英語は話すか?」と聞かれたので、ボーッとした頭で、「Yes」と答えました。「Bisa bicara Bahasa?(インドネシア語は話すか?)」と聞かれたので、ニッコリ笑って「Sedikit(少し)」。昨晩は、元気で酒を飲んでいたこと、朝、起きてから徐々に症状が悪化した経緯、下痢の様子やらを説明していきます。とにかく、ドクターに話を聞いてもらうだけで落ち着くのは不思議です…。

「モノは食べられるか?」とドクターに聞かれ、「食欲は大丈夫、食べてます」と答えたかったのに、「食欲(appetite)」という簡単な単語が出てきません…。やはり、高熱のせいということにしておきましょう。結局、私の答えは想定していた後半部分(食べてます)だけとなってしまいました。

その日の結果

血圧、呼吸音、お腹の調子、いろいろと診たけど、「とりあえず、感染の初期症状」という診断。解熱剤、整腸剤をもらって帰りました。だいたい、高熱が出る時は弱い咽頭からくるのに…。で、この話、続く(予定)…。「謝る(1)」というテーマで書いて、「謝る(2)」を書かないうちに、また別の「(1)」を始めてしまいました。全く計画性がありません…

内容は基本的にそのまま、一部表現を微修正しました。[2010年02月11日]

作成当初は「UNIT-辻」という名前で書き込んでいました(by ガッチャン)