[030] バリへ(4)誕生日とお土産2006/02/27 02:03:55

上:レストランで食事、下:バースデー・ケーキ

もう1ヶ月か…

バリに行ったのは1/28(土)から1/31(火)の3泊4日でした。ちょっと横道にそれてたらアッという間に1ヶ月過ぎようとしています。こんな調子だから、1年もアッという間に過ぎて、どんどん加齢していくんです…。

さて、最後の夜は、一緒に行った同僚の一番上の女の子の誕生日。我が家の息子も直後が誕生日ということで、ホテルにお願いして二人のためにバースデー・ケーキを用意してもらいました。食事がひととおり終わると、いわばレストラン専属の「流し」のお兄さんたちのHappy Birthdayの歌声と共にケーキが運ばれてきます。同僚と、「俺達が子供の頃は、外国のレストランで誕生日を祝ってもらうなんて考えられなかったなぁ」などとオッサンの会話。子供たちは、将来、こんなシーンを懐かしく思い出してくれるのでしょうか?

帰りのフライト

帰りのフライトは、行きのライオン航空の子会社Wings airの8987便。Timetable上でバリからジャカルタまで1時間30分。フツーは時差の関係で、Timetable上では40分なんだけど…って、気づいたら、なんとスラバヤ経由でした。スラバヤ空港では、いったん荷物を持って降機して、到着ロビーからトランジットの通路を抜けて出発ロビーへと、ただ数百メートル歩いただけ。すぐにさっきの機体の全く同じ席に再搭乗、というわけで、極めてバカ2しいのですが…。機内への持ち込んだ荷物が多いんです。だって、だいたい3泊程度だったら、全部機内に持ち込めちゃうくらいにパックできるし…。へたに預けると余計なトラブル起こるし…。

不幸の重なり

皆さん、普段、機内持ち込み手荷物は、どこに置きますか?って、隣の座席が空いてたら、その上に…なんて、離着陸時は許されませんよね、フツー(注:フツーじゃないことが許されるのがインドネシア…ですが、その話は別の機会に…)。さすがに、満席だと、荷物は前の座席の下か、頭上の荷物入れ。今回の機体は全席エコノミー仕様で、一番前の座席に座ったので当然、前の席の下はない(その分、足元は若干、ゆったりでしたが)。普段は、絶対に前の座席の下を利用するのに、仕方なく、頭上の荷物入れです。ところが、一番前のあたりは、業務用で使えなかったりして、少し後ろの席のところに入れました。これが、命取り

全部で8人という我が2ファミリーは、他の客全員が降機してから、ゆったり降ります。これまた、命取り。スラバヤでは無事だった頭上の荷物入れに上げておいたSOGOで買った子供のTシャツのお土産の入った袋だけがありません いくら探しても、どこにもない!(って、そんなに探す場所がないですが…)。

諦めと粘り

「やられたぁ!」と思いました。すぐに諦めてしまいました。いつもは、前の座席下に入れる荷物。万一、上にのせたとしても、他の人が降りる際には、注意してるはずなにの、今回に限って全くノーケア。素直に子供に謝ってしまいました。そうです、注意してなかった自分が悪いんです…。

ところが、持つべきものは友人。早速、客室乗務員をつかまえて、SOGO袋の特徴と中身を話し、すぐに、預け荷物をピックアップする場所の警備員に連絡させました。

コンベヤーのグル2回る預け荷物が出てくる場所。あの荷物を取る時って、何回経験しても、自分の荷物が無事出てくるか不安で、ミョーにドキ2しちゃいますね。ここで、キョロ2探していると、我々ファミリーのすぐ後ろの席に乗ってた家族連れの一人が、いかにも我が家のSOGO袋を持っているのを発見

彼らが荷物をピックアップするのを待って、セキュリティーが声をかけます。別室にゾロ2行って、無事に我が家のTシャツが入ったSOGO袋を取り戻すことに成功しました。真剣に対応してくれた警備員の皆さん、ありがとう

ただ、よく、わからないのは、本当に盗んでいく気があったら、当然、飛行機を降りたら直後に、別のバッグにしまっちゃえばいいんです。「これって、あなた達の荷物じゃない、うちのだよね?」って聞いたら、アッサリと「自分の持ち物と間違えた」とか、ムニャ2。確かに彼らもSOGO袋を持ってたけど、大きさ全然違うしぃ。どうやったら、間違えて持ってくんだよぉ!って、まぁ、別に訴えたって仕方ないし、でも、釈然としません。

これが話題の?SOGO袋だぁ

「ちゃんと、荷物は確かめて、持って行けよぉ!」って言うと、逆ギレしだしました。うーん、こういう時は寛容なのが美徳とされるインドネシア。よく、わかんないけど、握手して別れることにします。インドネシア語が出来すぎないのも、たまにはいいかも?

教訓…

往路は、友人のトラブルを笑って見てましたが、復路はその友人に助けられてしまいました。往路に笑ってゴメンなさい&どうもありがとうというわけで、今回の教訓「諦めも肝心、粘りも肝心」 それでは、皆さん、おやすみなさい

内容は基本的にそのまま、一部表現、写真の掲載方法を微修正しました。[2010年02月11日]

コメント

_ Kumi ― 2006/03/01 20:24:44

おお、お待ちしておりましたよ、バリ事件完結編。
悪気があるのかないのか、わからないですね、これ。
寛容さが美徳なんですね。。程がある気がしますが・・・。

ちなみに、某研修センターで今日お会いした研修生、
ガッチャンさんのことご存知でした。
「ガッチャンさんってしってる?」と聞かれ、
知っているも何も、昨日書き込みしたわ・・・。
ってなかんじでした。

改めて、この業界狭いですねー。

_ サンバ ― 2006/03/03 01:34:33

こんばんは。初めてブログ拝見しました~。 面白い!! 時々、見させていただきます。
子供さんの誕生日ケーキどこのですか?? おいしそう。
バリでおいしいケーキといったら、ウブド地区しか浮かばない・・・。
といっても、もうすぐ帰国なので日本でうま~いケーキが食べれますが。

スイート大好き。

_ ガッチャン ― 2006/03/03 03:30:10

>Kumiさん、
 そう、ホントに悪気があったら、もっとウマくやりますよねぇ…。そのあたりが、不思議です。
 え゛っ、誰だろう、その研修生って? 気になりますねぇ?

>サンバさん
 このケーキは、宿泊したホテルに頼んで作ってもらったもの。インドネシアの割には、甘さが控えめ(あくまで、biasaとの比較の問題)で、けっこう、美味く食べました。
 もうすぐ、帰国ですね? 気をつけて最後のバリ生活を楽しんでください! そして、思いっきり、日本のケーキを!!!

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