[042] 交通博物館→サボ2006/05/08 03:24:59


すみません、交通博物館と言いつつ、途中からオタクな話になってます。

交通博物館が閉館!?

交通博物館が5月14日で閉館←リンク切れを確認[2010年02月13日]だそうです。おいおい、私が外国にいて最後の姿を見に行けないのを知っていながら、断りもなく閉館だなんて許せません。聞いてないぞぉっ

渋谷の五島プラネタリウムが閉館した時も、大きなショックだった(プラネタリウムの話は、別に、また書くつもりですが…)のですが、まだ日本にいて閉館直前に見に行けたから許そう。交通博物館には、もう行けません。どーしてくれるんでしょう?

交通博物館の思い出

たぶん、最初に行ったのは今から35年くらい前、小学校の社会科見学じゃないかと思います。中学生の頃は、鉄道用品の販売会に徹夜で並んだかな? 当時は、ちょうどSLが廃止されていく頃で、SLのナンバープレート?も3万円で売られていました。うーん、値段もハッキリ覚えているのは、欲しかったけど、とても中学生(少なくとも、私)には買えない金額だったからかな? まぁ、お金はなんとかなったとしても、自営業のオジサンたちが仲間同士で1週間も前から店を閉めて限りあるプレートを手に入れようと並んでましたから、一晩だけ徹夜の私に買えるすべもありません。それでも、何枚かサボ←すみません、鉄ちゃん用語で「サボ」がわからない方はクリックしてみてくださいは買ってきました。今でも東京の家の車庫にあるかな?

サボについて

サボと言えば、最近は方向幕よりLED表示が主流ですね。私は、これは、どうも好きになれません。中学生の頃、東京駅で折り返す東海道線の「板」サボ交換を手早くこなす駅員さんの作業を見るのが好きでした。それでも、(電動の)方向「幕」になったのは許します! LEDは、ダメです。まぁ、最近は表現できる色も増え、解像度も高くなってきたので、黄・赤・緑・橙といった限定色の時代よりは、まだマシですが…。

許せない難点!

  • 直射日光下での視認性が悪い
  • 走行中の車輌を撮影した時うまく写らない

確かに、以下の利点もありますが…。

  • (ダイヤ改正などに応じ)表示内容をソフト的な変更で柔軟に変更できる
  • 日本語/英語等、複数の情報を一定間隔で切り替えて表示できる

実は、LED表示は、常時全てが点灯しているわけではなく、短時間に1列ずつ点灯している(ダイナミック表示)ため、走行中の車輌を高速シャッターで撮影すると、サボの一部しか写真に写らず、間抜けなサボになってしまいます。ウソだと思ったら、走っている電車の側面のLED表示を、ジッと目を動かさずに見てください。うまく出来ると、文字が斜めに見えますヨ!もし、理屈が不十分で、もっと詳しく知りたい方はメールorコメント下さいネ、まぁ、いないと思いますけど…

サボのLED化は、利用者よりも、鉄道会社のコスト削減に果たす役割の方が大きく思えてきます。まぁ、それが結果として、利用者に還元されればいいのでしょうが…

内容は基本的にそのまま、一部表現を微修正しました。[2010年02月13日]