[063] ネット社会の10年後…2006/09/19 02:09:37

まだ、途中ですが…

友人(と言ったら、彼に怒られるか…?)が、いまやベストセラーという「Web進化論」を紹介して(その上に、わざわざ送付して)くれました。実は、まだ、途中…最後まで読んでいないのですが…

そうそう、突然ですが、この友人のブログYahooブログの「おすすめブログ」として紹介されました祝!パチパチそりゃぁ、私のこんなアホなブログとは違って、内容が高尚だから当然です

ちょっと前、息子から「学校で使った」といって、ご存知Google Earthを教えられ、ジャカルタにいながらにして、東京の我が家(完全に「この家」って特定して認識できますね)を見たり、懐かしの母校や、思い出の場所を見ていたり…

で、他の地図検索サイトとこの写真とをAlt+TABキーで切り替え表示してたりしたんですが、実はβ版とはいえGoogleマップでは、地図と航空写真が簡単に切り替えて表示できます。さらに、このサイトと「Web進化論」で「GoogleのAPI公開を利用した」と紹介されていたはてなマップとを比較すると、非常に面白い なんとなく「APIの公開」の意味するところが分かる気がします…

20年前、10年前、現在、10年後…

まぁ、こんな話は、何処でもされてるだろうから、面白くもないでしょうが…

  • 20年前
    • 西サモア(現:サモア独立国)に住んでいたおよびじゃないっすね
    • そこで、PC/XT(まだATじゃなかった)で、Lotus 1-2-3やWordstarをMS-DOSで使ってた…
    • そのPCはメイン・メモリが256KBで、384KBを後から足すのに何個ものモジュールを挿した…
    • Hard Disk(容量は忘れた)も、後から追加した…
    • インターネットは無く、日本との国際電話は高価で、かけるのには決心が必要だった…
    • 88年に帰国する頃、Asahi-Netの実験プロジェクト?が始まった?
    • パソコン通信や電子メールという言葉自体が珍しかった?
    • その頃は、せいぜい通信速度1200ボーで、テキストのスクロールが楽に目で追えた…
  • 10年前
    • ジャカルタ(今の住居から車で2kmくらい)に住んでいたおよびじゃないっすね
    • 日本ではインターネットの商用利用が広まり、ジャカルタでも地元のプロバイダにダイヤル・アップ(速くなって9600kbps)で接続してた…
    • CPUは486からPentiumへとシフトする頃。メモリはたしか24MB、CPUが80MHzくらいだったかな?
  • 現在
    • また、ジャカルタにいるおよびじゃないっすね
    • 5年ほど前に自作したPentium4の1.8GHzをバラしてジャカルタに持ってきて、こちらでケースを買って再組み立てして使ってる…
    • HDは、昨年換装して、240GB×1、120GB×2になったが、IDE接続…
    • インターネットは、アパートにLANが敷設され、常時接続だが、速度はISDN64k程度で月額30万ルピア(約4千円)。
    • 日本の自宅のインターネットはCable TVの常時接続で、実効速度8Mb/sくらいは出てる…はず?
    • そろそろ新マシンを組み立てたい衝動に駆られている…
  • 10年後
    • 日本以外の国に住んでいたい…希望します
    • そこで使うPCは、CPUが100GHz、HDは10TBとかで、メモリは10GBとか搭載?
    • 逆に、アプリケーションも記憶領域も、すべてsecureな「ネットの向こう側」に用意されていて、自宅のPCは、ダム端に逆戻り?
    • 家庭内は、無線LANで家電製品が結ばれ、全てPCでコントロール…

というわけで…

10年後は、いったい、どうなっているのでしょうか??? ただ、「Web進化論」で言われている「チープ化」の進行は止まらないでしょうし、「ネットの向こう側」の内容は、猛烈な勢いで増殖しつつ、可能性をどんどんと広げていき、既存のメディアの成し遂げなかった世界へと発展していく流れは確実な気がします。

ツールとしての利用

「Web進化論」では、組織内の情報シェアにも言及しています、が…我が組織では…無理だろうなぁ。

「SNSが仕事に生かせないか?」という観点では、mixiは面白いかもしれません。無限と言ったら大袈裟かもしれませんが、かなりの可能性を持っていると思います。

そういえば…、Asahiネットは、サービスを開始した時に、参加者は実名公開していました。当時の参加者のスケールでのCUG/SIGは限界があったかもしれませんが、今のネット人口でうまく使われていたなら、mixiを凌ぐ可能性(具体的に何とは言えませんけど…)を持っているような気がします…経営上は、あり得なかったのかもしれませんが、あのままAsahiネットが実名公開主義を貫いていてくれたら……

内容は基本的にそのまま、一部表現を微修正しました。[2011年03月20日]

コメント

_ みお ― 2006/09/19 21:52:57

私も読みましたよ~。「Web進化論」。

私には、Googleが全てのデータを紐付けていくという内容にも読めました。
でも、実は10年後の主役は検索サイトではないんじゃないかというのが、私の想像です。

では、代わりにどんな未来になるのかと勝手な想像を述べますと……。
より良い、深くてたくさんのコンテンツを持っているところであって、より良いコンテンツには一人の力じゃなくって複数の人のブレーンストーミング、意見の言い合いの場が必要(←私の考えではこれがSNSです)であって、その結果発表されたものが、検索サイトやSBMなどでキーワード化されて整理されていくという構造なんです。

それで、キーワード化されていくのは、文章だけではなくて画像や動画や音、そしてそれらを作成していく人間も……かな?と思っております。

私がmixiをもう一度試そうと思ったきっかけとなった本をオススメします。
今までは仕事の上でも「ネットは怖い世界だから気をつけて!」と言い続けて来たのですが、『Web進化論』と下記の本を合わせて読んで、「ネットは本来こういうふうに活用されるべきツールなのかも?」と思えてきました。

ちなみに。
著者の方にmixiでメッセージを送ったら、喜ばれましたよ。
■著者:鶴野充茂
■書名:『SNS的仕事術』
■出版社:ソフトバンク新書

_ ガッチャン ― 2006/09/21 03:45:07

>みお さん
 mixiの『「コンテンツマネージメント」の概念』も読ませていただきました。本当はTBしたかったんですが、mixiメンバー以外は読めないんで…。メンバーの方は、こちらから、どうぞ!↓
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=221500307&owner_id=6091690
 で、個人的感想としては、「テキスト」→「静止画像」という段階で、まずデジタル・コンテンツの容量は、かなり増加しました。
 これが、「音声」になると、容量がさらに増えたことに加え、単位時間あたりに処理できる量が問題となりました。テキストや静止画像は、待てますが、音声は、一定時間に一定量のデータが処理できないと再生が止まってしまうからです。さらに、動画になると、その容量が激増しました。
 ただ、こうした波は、チープ化、高速化などで克服されつつあります。だから、みお さんの「コンテンツマネージメント」の概念図の媒体は、限りなくインターネットに集約され、既存の権威媒体は(まだまだ、持つにしても、この集約が)ある閾値を超えると、急速に存在意義が薄れるような気がします。
 その頃には、テキストにとどまらず、あらゆる媒体が適切にカテゴライズされて(「Web進化論」p.198にある「フォークソノミー」につながって)いくのではないでしょうか?
 時々日本からの出張者に持ってきてもらう「DOS/V magazine 9月号」の画像処理ソフトに、googleが提供するPicasa2が紹介されていました。既に、「向こう側」の世界が提供するサービスが、単なる「検索サービス」だけでなく、既存の枠組みをブレークスルーしていくことを示している事例ではないでしょうか?

_ おさいにたこ ― 2006/09/22 15:10:55

おひさしぶりでっす。ジャカルタではさんざんご迷惑をかけました。
わたしも1984年にPC/ATさわって以来のDOS派だったのですが、ジャカルタではそういうオタクねたで盛り上がる暇すらなかったですね。
ちなみにわたしはワードパーフェクトとスーパーカルクを愛用していました。プリンターはドットプリンターの画質が不満だった(画質というレベルかぁ)ので、パナソニックの電動タイプライターをシリアルでつないでレターを作っていました。
ところでうちでは、帰国してさっそく光を敷いて、最近では物故した祖母の遺産で、マックミニを買い、ネット環境を無線化しました。
通信速度はあがり、家庭内で移動する自由もあるのですが、どこに移動してもガキどもに襲撃され、ゆっくりとものごとを考える時間がないのが困りものです。

_ ビール飲みオヤジ ― 2006/09/23 08:35:46

オヤジが最初に買ったPCが今から15年ほど前、HD340MB、メモリが16MBだったと記憶しております。
モデム買ってきて、電話線つないでNifty-Serveにログインしてテキストがスクロールした時に、「ああ、これが世界とつながっとるんや・・・」と感動した記憶があります。確かに速度は1200でしたな。あの頃は料金も応量制だったので時計を気にしながらアクセスしたものですな。
オヤジは10年後はまたコテコテの関西で隠居生活ですかな・・・

_ ガッチャン ― 2006/09/24 12:23:13

>おさいにたこ さん
 お久しぶりです。こちらこそ、お世話になりました。
 いいですねぇ、無線LAN。東京の我が家は12年前、壁の中に配管を埋めてあるので、有線です。当時は「自慢」げ、だったのですが、いまやアホ。PC同士がギガでつなげるのが、せめてもの救いです…、って自宅のPC同士でギガでファイル共有する需要は、ありませんけど…。

>Fa'afetai_lava_le_alofa さん
 おっと、この「お名前」の意味を理解される方は限られますねぇ…。
 えー、「星空」関連として、こんなん過去に書いてます。↓
http://world-promenade.asablo.jp/blog/2006/05/15/365719
 先月、バリで南十字やα-ケンタウリを久々にみることができました。

>ビール飲みオヤジ さん
 そうそう、通信コストが高かったので、「接続して一気にダウンロード」し、一度回線を切断してから、オフラインで書き込み内容を編集し、再接続して「アップ」したものです。
 昔は、「昔話をするオヤジをバカにして」いたのに、いつの間にやら、お互い、その「オヤジ」になってしまいましたね\(^o^)/

*すみません、名前を忘れてコメントしちゃったので、コメントし直しました。

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